2022/06/29 22:54

先日6月24日の熊本朝日放送にて放送された「ヒロシのひとりキャンプのすすめ」で手網焙煎しコーヒーを飲んだ際の味の違いについての記事を、下記添付のブログで書きましたので詳細はこちらをご覧ください。


で、今回はその記事の追記です。
ハンマーでコーヒー豆の形がほぼ残る程度に砕いたコーヒーの粉を使い、竹筒でコーヒーを淹れたブッシュクラフトコーヒーが、グラインダーで粗目に挽いたペーパードリップよりも酸味がなく飲めたの理由として、もう一つ考えられるのが、ブッシュクラフトコーヒーの方が挽き具合(砕き具合)が粗すぎて、豆の深部の生焼け部分があまり露出しなかったため酸味の強い部分が抽出されなかったことが考えられます。現に放送の中で、ヒロシさんが二杯目は酸味が感じられた、と発言していることからも、二杯目の時には竹筒に入ったコーヒー粉とお湯の接触時間が長くなり、生焼け状態の粗い粉の深部にまでお湯が浸透し、酸味が出てきた可能性が高いと思われるのです。
そんなブッシュクラフトコーヒーに対し、ペーパードリップではいくら粗目に挽いても深部の生焼けの部分もグラインダーで粉砕されて粉となっているので、抽出する際にはお湯に触れて酸味が強く出たと思われます。

以上が、考察の追記です。