2022/05/07 14:05

今回は日本国内でのコーヒー栽培の現状をお話しします。

まず沖縄では北部のヤンバルや南部の豊見城などで栽培がされており、観光客が訪れることができるところもあります。
また鹿児島県の徳之島や小笠原諸島でも栽培されており、少量ですが流通しています。更には、喜界島でも栽培に取り組まれています。
では、本州はどうかというと茨城県の珈琲農園とむとむの温室でティピカやブルボンなどが栽培され、店舗で販売されています。
そして最近話題になっているのが、岡山のやまこうファームです。こちらはティピカのオーガニック栽培が特徴で、昨年12月に初収穫できました。こちらの会社は、日本国内でのコーヒー栽培を広めることも目指していますが、現在は、コーヒーノキのオーナー制度を展開しており、JAPAN COFFEE PROJECT会員に対して募集を開始、この後非会員の一般の方にも募集を開始する予定です。詳細については、やまこうファームホームページ等で確認することができますので、ご覧ください。
いずれにしても本土でのコーヒー栽培は、ハウス等温室が必要ではあり、流通量も少なく、コスト面も含め課題は多いですが、コーヒー好きが追い求めるロマンあふれる話として、引き続き期待していきたいと思います。