「ゲーム沼」に「キャンプ沼」などなど、上げだしたらキリがありません。

ご存じの通り、ここで言う「沼」とは、「その世界にどっぷりはまってしまう」ぐらい、その世界のとりこになってしまうことです。

コーヒーにも「コーヒー沼」という言葉がネット上では使われています。

それは、コーヒー豆にはじまり、淹れ方、使用する器具などなど、じつに様々な種類のものがあふれていることからも窺い知ることができます。そして、それらは多くの人たちが理想をもって開発したものであることは間違いありません。

ですが、人の味覚というのは人それぞれ、千差万別、更に、飲むシチュエーション、タイミングなどによっても異なってきます。

なので、思うのです。「コーヒーがおいしいかどうか、正しいコーヒーのたしなみ方かどうかは、飲む人が決めればいい。飲む人がおいしく、幸せと思えば、それが正解じゃないか」と。それが嗜好品であるコーヒーの楽しみ方、つまり「沼」への正しいハマり方なのではないか、と。

ネット上には動画や記事などで「美味しいコーヒーの淹れ方」や「正しいコーヒーの楽しみ方」など検索すればたくさん出てきます。

しかしそれらを正解と思うのではなく、あくまで参考として取り入れるにとどめ、自分なりの「美味しいコーヒー」を求めることで、いっしょに「コーヒー沼」を楽しみましょう。